浮気に敏感な彼

以前付き合った人は私に対しての執着がひどく、夜に出掛けるのはダメ、女友達と出掛けるのも誰とどこに出掛けるのかなどを鮮明に伝えなくてならないですし、友だちと一緒にいる写真を送らなくてはならないなど、とても面倒でした。

その原因というのは彼の両親にあるようで、彼の父親が浮気性であり、母親が悲しい思いをしていたため、浮気だけは絶対に許せないという思いがあり、浮気にはかなり敏感となっていて、付き合う人には執着をしていたようです。始めは愛されているからと思っていたのですが、だんだんと鬱陶強い気持ちになってきて、それでも両親のことを言われるとトラウマ的なことなので仕方のないことなのかもしれないと自分自身に言い聞かせていたのですが、その行動はエスカレートしていき、更には彼も怪しいのではないかと疑うようになってしまいました。

私には誰と会うのかを執拗に聞くのに、自分自身は出掛けることを言わなかったりと、彼の心配性に影響されてか、こちらまで敏感になっていったのです。

彼が心配することをウザいと感じながらも、自分も彼に何をしているのかと執拗に聞くようになり、どうして連絡返してくれなかったのか、寝ていても電話の音は聞こえるでしょうなどと問い詰めることも増えていきました。心のどこかでは彼が浮気をしていないことくらい分かってはいたのですが、彼が心配をするように自分も心配するようになっていき、互いに不安をぶつけては喧嘩をすることも増えていきました。そのようなことが続いてうんざりしていたときに、友だちに合コンに誘われてこっそりと出掛けることになりました。

当然彼は連絡がつかないことに起こったのですが、いつものことで、寝ていたからと言ってごまかしてその場は収まりました。いつも何をしても責められるのであれば、本当に合コンなどに出かけてごまかした方が彼に対しての怒りがなくなることを知り、もっと自由にしてやるというような気持ちになったのです。あまりにも疑われると反抗したくなる気持ちはいまならよく分かります。